ブライトリング クロノマチック

ブライトリング クロノマチック

当初、単独一社による自動巻きクロノグラフの開発には人的、資金的な困難が予想された。そこでブライトリング社、ホイヤー・レオニダス社が提携を結び、ビューレン・ハミルトン社、デュボア・デブラ社も参画して共同開発が始まる。

熟練したマイスターらが結集して開発した一級品キャリバー11の実力は、日差+-5秒で時を刻むこと。人間の手が組み込み調節した機械の精密さは、1日の誤差としてわずか0.006%だというから凄い。

クロノマチックの象徴ともいえる左リューズは、巻く必要のなさを示した開発陣の誇りだったという。その後、間もなく機械式ムーブメントは歴史の表舞台を去ることになるが、クロノグラフの先駆者たちへのオマージュ(讃歌)は確かにこのクロマチックに与えられた。

復刻モデルはかつてのデザインを踏襲する一方、現代的な要素がふんだんに盛り込まれたのも特徴。なかでも外側のベゼルを回転させると文字盤内の目盛が回転するラック・ピニオン機構付回転計算尺は、計算尺の操作性を格段に向上させた機構として注目されている。

クロノマチックは38石のブライトリング41LC(Left Crown)キャリバーを搭載。言うまでもなく、ブライトリングすべての「腕に装備する計器」同様、スイス公認クロノメーター協会(COSC)公認クロノメーターである。